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UAでよく見ていた内容をGA4でみるには?サイト分析5選!

こんにちは!

ラボルのUIデザイナー/フロントエンドエンジニアの清野です。

UA(UniversalAnalytics)で今までサイト分析をしてきたけど、GoogleAnalytics4(GA4)こんなに変わってどうしちゃったんだよって思ってるみなさん。

私も一緒です一緒です

今回は、UAでもよく分析されていたのではと思われる確認方法を5つ紹介したいと思います。 これが分かれば自分のサイトの状況が把握できること間違いなし!

お役に立てますようにお役にたてますように

今回紹介する分析方法

  1. どんなユーザーが多いか(性別、年齢、興味関心、地域など)
  2. ユーザーが使用しているデバイスやOSは何か
  3. サイトを初めて訪れたユーザーの流入元はどこか(検索、広告、外部リンクなど)
  4. ユーザーがサイトを訪れた際に一番最初に見たページはどこか
  5. ユーザーによく見られているページはどこか

分析するときは対象期間の設定を忘れずに!

対象期間を設定しないと正しい数値が見れないので、設定を忘れないようにしましょう。 指定期間の比較も簡単!前の期間(同じ曜日)など便利な機能も最初からありますね。

指定期間の比較は比較のトグルをONにします。

どんなユーザーが多いか(性別、年齢、興味関心、地域など)

左メニュー「レポート」 > 「ユーザー属性」 > 「ユーザー属性の詳細」をクリック。 ユーザーに関する各項目について細かい数値を見ることができます。

どの年齢のユーザーが多いのか、どの地域のユーザーがコンバーションが高いのかなど知ることができます。

表の年齢項目の横の下矢印をクリックすると他の項目に切り替える事ができます。

ユーザーが使用しているデバイスやOSは何か

使用されているデバイスやOSを定期的に把握して、傾向を知ることは大切です! ユーザー行動が詳細にみれるので、一部のOSバージョンだけコンバージョンが低いことからバグを発見!なんて事もあるかもしれません。 ※左メニュー「レポート」 > 「テクノロジー」 > 「概要」でも各項目を簡単に把握できます。

左メニュー「レポート」 > 「テクノロジー」 > 「ユーザーの環境の詳細」をクリック。

表のデバイスカテゴリ項目の横の下矢印をクリックすると他の項目に切り替える事ができます。

サイトを初めて訪れたユーザーの流入元はどこか(検索、広告、外部リンクなど)

サイト集客のために、広告やSNS、キャンペーンを行った際にどのくらいの効果があるのか分析することは重要です。

左メニュー「レポート」 > 「ユーザー獲得」をクリック。

どの流入のユーザーが多いのか、イベントやコンバージョンも細かく切り替える事ができますので、自分の設定したイベントやコンバージョンがどのくらい発生しているのか確認することもできます。

表の「最初のユーザーのデフォルトチャネルグループ」項目の横の下矢印をクリックすると他の項目に切り替える事ができます。

▼デフォルトチャネルグループ

チャネル 意味
Direct(ノーリファラー) ユーザーが保存済みリンクから、またはURLを入力してアクセスする流入。参照元情報がないもの。
PaidSearch(有料検索) ユーザーがBingやBaidu、Googleなどの検索エンジンサイトの広告からサイトやアプリにアクセスする際の流入
PaidShopping(有料ショッピング) ユーザーがAmazonやeBayなどのショッピングサイトや個々の販売店のサイトで有料広告からの流入
PaindSocial(有料ソーシャル) ユーザーがFacebookやTwitterなどのソーシャルサイトの広告からの流入
PaindVideo(有料動画) TikTok、Vimeo、YouTubeなどの動画サイトでの広告からの流入
Display(ディスプレイ広告) ディスプレイ広告(Google ディスプレイ ネットワークの広告を含む)経由
OrganicSearch(オーガニック検索) ユーザーがオーガニック検索結果で広告以外のリンクを介した流入
OrganicShopping(オーガニックショッピング) Amazonやebayなどのショッピングサイトの広告以外のリンクからの流入
OrganicSocial(オーガニックソーシャル) ユーザーがFacebookやTwitterなどのソーシャルサイトの広告以外からの流入
OrganicVideo(オーガニック動画) TikTok、Vimeo、YouTubeなどの動画サイトでの広告以外からの流入
Email(メール) メール内のリンクから流入
Affiliates(アフェリエイト) アフィリエイト サイトのリンクからの流入
Referral(参照) 他のサイト / アプリ(ブログ、ニュースサイトなど)の広告以外のリンクからの流入
Audio(オーディオ) オーディオプラットフォーム(ポッドキャスト プラットフォームなど)上の広告からの流入
SMS(SMS) テキストメッセージからリンクを経由しての流入
MobilePushNotifications(モバイルのプッシュ通知) モバイルデバイスメッセージのリンク(プッシュ通知)を介した流入
unassigned チャネルルールに一致しない流入
(other) 集計テーブルの上限に達した場合に頻度の低い項目をグループ化して集計行に使われる値
Cross-netwowrk(クロスネットワーク) Google広告の広告ネットワークタイプが「cross-network」のトラフィック

参考サイト:[GA4] デフォルト チャネル グループ > デフォルト チャネルの説明

参考文献:いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本

ユーザーがサイトを訪れた際に一番最初に見たページはどこか

ユーザーが初めて訪れたページを見ることで、ユーザーのニーズを確認したり、平均エンゲージメント時間(実際に見ていた時間・使用していた時間)を見てユーザーにとって魅力的な内容になっているのか、コンバージョン率からコンバージョンに貢献できているのかどうかなど確認することができます。

左メニュー「レポート」 > 「エンゲージメント」 > 「ランディングページ」 をクリック。

検索窓で条件を絞ってみたり、指定のURLだけを表示することもできます。

※この検索窓、最初全く気づかなかったです…検索が無いのでどこでやるんだろうと困っていました。最初から検索窓ありました?(ちょっと愚痴)

ユーザーによく見られているページはどこか

自分のサイトでよく見られているページはどこなのか、新規ページやキャンペーンのページをリリースした際はちゃんと見られてるのか?気になりますよね。 各ページのページビュー(表示回数)を見ることで確認できます。

左メニュー「レポート」 > 「エンゲージメント」 > 「ページとスクリーン」 をクリック。

UAでいうと行動>サイトコンテンツ>全てのページと似てますね。

検索窓で条件を絞ってみたり、指定のURLだけを表示することもできます。

表の「ページパスとスクリーンクラス」項目の横の下矢印をクリックすると他の項目に切り替える事ができます。

ページパスとページタイトルを両方出したい場合は、 表の「ページパスとスクリーンクラス」項目を「ページタイトルとスクリーンクラス」に変更、横のプラスマークをクリックしてセカンダリディメンションに「ページパスとスクリーンクラス」を設定しましょう。

そうすると、このような感じでページタイトルとページパスが表示できます。

まとめ

基本的な5つの分析方法を紹介しました。

これで少しユーザーの属性や行動が見えてきましたね。

この結果から改善すべきページを見つけて滞在時間やコンバージョン数、流入改善をしていきましょう。

他にもユーザーの経路を辿ってみたり独自のイベントを仕込んでみたりとできることはまだまだたくさんあります。

GA4と仲良くなってサイト改善頑張りましょう!!

最後に

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